内戦で手足を失った人に義肢を提供し、自信と社会復帰を。「NGOムリンディ・ジャパン・ワンラブ・プロジェクト日本事務所」:ルダシングワ真美さん


【もっとつながろう!NPO 放送日:2012年7月31日(火)】
FMヨコハマで好評放送中の「THE BREEZE」内コーナー「もっとつながろう!NPO」では、神奈川県内で活動するNPOや市民団体を紹介しています。
12回目の今回は、茅ヶ崎市に事務所のある国際協力団体「NGOムリンディ・ジャパン・ワンラブ・プロジェクト日本事務所」の活動を紹介しました。
「NGOムリンディ・ジャパン・ワンラブ・プロジェクト日本事務所」は、内戦で手足を失った人に義肢を提供し、自信と社会復帰の機会を提供する活動をしています。
かつて、アフリカ中部のルワンダやブルンジでは深刻な内戦があり、多くの人が命を奪われ、戦争で手や脚を失った人たちも大勢います。その人たちが身体的・精神的・経済的に自立できるよう応援するため、日本国内で寄付集めをしてきました。
ルワンダ・キガリ市内に障害者施設を建設し、障害者に対する義肢装具の製作と提供、現地国籍の義肢装具士の育成、障害者スポーツの促進、障害者の雇用促進、障害者のための職業訓練など多彩な活動を行っています。

代表のルダシングワ真美さんは「障害を持ってしまった方は、仕事に就くのが難しかったり、精神的にコンプレックスを持ってしまっています。そんな方達に就労支援やスポーツの機会を提供します。みんなと一緒に汗を流すことで、自分達のマイナス部分を拭い去ることができているのでは」と伝えています。
また東日本大震災時には、今まで支援していた人達が自ら立ち上がり、できる限りの日本への支援をしてくれたことが非常に嬉しかったそうです。「そんなに豊かな暮らしをしているわけではないルワンダの人からの支援の気持ちに感謝して、涙が出ました」と話しています。
詳しくはポッドキャストをお聞き下さい。


▽「NGOムリンディ・ジャパン・ワンラブ・プロジェクト日本事務所」

http://www.onelove-project.info/

この記事はFMヨコハマ「もっとつながろう!NPO」で放送された番組をもとに制作しています。「もっとつながろう!NPO」は7月16日〜8月31日/12月3日〜12月28日の平日毎日放送(12:23頃放送予定)。神奈川県内で活躍するNPOの皆さんの「ありがとう」エピソードを紹介しています。あなたも関わることができることがあるはず!
(協力:一般社団法人ソーシャルコーディネートかながわ