食物アレルギー児を守るサインプレートを広めたい。「ALサインプロジェクト」:服部佳苗さん


【もっとつながろう!NPO 放送日:2012年8月2日(木)】
FMヨコハマで好評放送中の「THE BREEZE」内コーナー「もっとつながろう!NPO」では、神奈川県内で活動するNPOや市民団体を紹介しています。
14回目の今回は、藤沢市で、食物アレルギー児を守るサインプレートを広める活動を続ける「ALサインプロジェクト」を紹介しました。
「ALサインプロジェクト」は2007年より、食物アレルギー疾患児の誤飲・誤食事故を減らすため「食物アレルギーサインプレート」を普及する活動を進めています。
このサインプレートは名刺サイズで、食物アレルギーをもつ子どもの親の要望によって発案されたものです。衣服やカバンなどにつけて、食物アレルギーであることを周りに伝えることを目的としています。
受診により食物アレルギーと診断された患者・子どもに対して、協力医療機関の医師から配布しており、2012年4月現在、全国約80か所の医療機関が協力しカードを配布しました。

プロジェクトリーダーの服部さんは「元々は自分の子どものアレルギーを伝えるため手書きで作っていて、それをデザイナーの友人が書き起こしてくれたのが始まりです。それを見た方から『私も欲しい』という声があがり、どんどん種類が増えていきました。今は、より多くの方に使っていただけるよう、湘南地域を中心に働きかけています」と話しています。
「メンバーは現在6名ですが、実際に活動をサポートしているのは、アレルギーを持った子どもを持たない方たちです。いつも感謝の気持ちでいっぱいです」と服部さん。

詳しくはポッドキャストをお聞き下さい。


▽「ALサインプロジェクト」

http://www.alsign.org/

この記事はFMヨコハマ「もっとつながろう!NPO」で放送された番組をもとに制作しています。「もっとつながろう!NPO」は7月16日〜8月31日/12月3日〜12月28日の平日毎日放送(12:23頃放送予定)。神奈川県内で活躍するNPOの皆さんの「ありがとう」エピソードを紹介しています。あなたも関わることができることがあるはず!
(協力:一般社団法人ソーシャルコーディネートかながわ